年末年始に特番が続々放送で「第3次ものまねブーム」到来 関係者は「バラエティ番組にものまね枠ができる日も近い」

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 年末から年始にかけて、ものまね番組がとにかく目に付いた。どうやら第3次ものまねブームが到来しているようだ。

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 昨年末に放送されたものまね番組は、ざっと以下の通り。

●11月25日「ものまね王座決定戦」(フジテレビ)
●12月12日「ものまねグランプリ ザ・トーナメント2023」(日本テレビ)
●12月16日「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジ)
●12月28日「オールスター合唱バトル」(フジ)
●12月29日「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(TBS)

 民放ディレクターは言う。

「老舗番組の『ものまね王座決定戦』と『ものまねグランプリ』、年末の特番が恒例になった『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』は、例年の通りの放送です。『オールスター合唱バトル』では、歌が上手なアスリートや芸人に交じって“Mr.シャチホコ率いるものまね合唱団”が出演。そして『金スマ』は“新世代&レジェンド47名大集結!ものまね年忘れSP”と題して、ものまねを特集したのです」

 その勢いは年が明けても続いた。

第3次ブーム

●1月1日「新春!爆笑ヒットパレード」(フジ)
●1月4日「LIAR VOICE~ニセモノを探し出せ~」(フジ/東海テレビ制作)
●1月5日「アーティスト別モノマネ頂上決戦 俺にアイツを歌わせたら右に出るものはいない」(TBS)

「『爆笑ヒットパレード』では“きのうの紅白ものまね合戦”と称して、放送されたばかりの『NHK紅白歌合戦』を即興でものまねするという新企画。『LIAR VOICE』はアーティスト本人とものまね挑戦者が往年のヒット曲を熱唱し、どちらがニセモノかを当てるという内容で、東海テレビの開局65周年記念番組でした。『アーティスト別モノマネ頂上決戦』は昨年5月に放送された番組の第2弾。これまでのものまね対決は、それぞれが別の人物をまねていましたが、この番組では同じアーティストのものまねで競わせるという新企画です」

 ものまねブームの到来だろうか。

「現在の人気は“第3次ブーム”と言っていいかもしれません。1990年代はじめ『ものまね王座』で、清水アキラ(69)、ビジーフォーのグッチ裕三(71)とモト冬樹(72)、栗田貫一(65)、コロッケ(63)が“ものまね四天王”と命名されブームとなりました。これを第1次ブームとするなら、2000年頃に『ものまねバトル』(日テレ)でブレイクした原口あきまさ(48)、コージー冨田(56)、ホリ(46)、神奈月(58)らが第2次ブーム。それに続く盛り上がりを見せています」

 現在の第3次ブームはいつ始まったのだろう。

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