深夜枠を中心にテレビドラマで“ラブシーン”が復活 スタッフは「必ずしも歓迎されているわけではない」

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 最近のドラマで「ラブシーンが復活した」とテレビ業界で話題になっているのだという。注目を集めた作品として、「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系列・火曜・22:00)、「帰ってきたらいっぱいして。」(日本テレビ系列・読売テレビ制作・金曜・0:54)、「単身花日」(テレビ朝日系列・土曜・23:00)、「泥濘の食卓」(同・土曜・23:30)などが挙げられている。

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 見ただけで深夜ドラマが多いことが分かる。民放キー局でドラマの制作に携わるスタッフが言う。

「今、テレビドラマは、ネット配信で収益を上げることが期待されており、制作本数も増えています。具体的には、深夜ドラマ枠が増えたのです。ゴールデン枠より思い切った表現が可能ですし、やはり恋愛や不倫をテーマにしたドラマは人気があります。ラブシーンはキスシーンからベッドシーンまでを含む幅広い概念ですが、積極的な描写はストーリーの幅を広げることができますし、何より視聴者の話題を集めます」

 必然性のあるストーリー展開に上手い演出が加わると、ラブシーンを演じた役者の評価が上がることもある。

「視聴者がラブシーンに説得力を感じてくれれば、カップルを演じた俳優たちの存在感や好感度もアップします。その結果、俳優自身に興味を持ってくれたり、ファンになってくれたりする視聴者も増える。特に若手の役者にとっては、名前を知ってもらうチャンスでしょう。しかし、失敗すると好感度が下がってしまう怖さもあるのは、言うまでもありません」(同・スタッフ)

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