セクシー衣装が激減して絶滅危惧種になった「モーターショー」 「空飛ぶクルマ」「無人タクシー」に注目が

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「日本のクルマにもようやくEVの波が来た」

「東京モーターショー」は、日本のバブル的な空気を残したイベントだったのかもしれない。最新型のピカピカのクルマ、その前に並ぶレースクイーンやコンパニオンたち、シャッターチャンスを狙うカメラマン――しかし時は流れ、化石燃料をバンバン使うタイプのクルマに注がれる目は厳しくなる一方。

 それ以上に、「なぜここにセクシーなファッションの若い女性が必要なのですか」という鋭い指摘も年々増す傾向にある。

 そんなこんなもあってか、今回からは名称を「ジャパンモビリティショー」と変え、さらに自動車以外の乗り物全般にまで枠を広げた形で開催されることに。

 時代の変化は東京ビッグサイトの広い会場を見渡せば明らかだろう。目につくのはEV(電気自動車)ばかりでセクシーな衣装のコンパニオンも激減。

 一方で目を引くのは「空飛ぶクルマ」や「運転手を必要としないクルマ」――。

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 各社の展示を見る限り、来たるべき“クルマ”の最右翼はEVだ。現在EV市場でトップシェアを誇るアメリカのテスラは今回参加していないが、シェア2位の中国のBYDは航続距離600キロ以上を謳う大型RVを出展するなど、ガソリン車に匹敵する高い性能をアピールしている。これを迎え撃つ日本メーカーはどうか。

 業界紙記者はこう語る。

「EVで出遅れたトヨタは、今回のモビリティショーに新型レクサスをはじめ多くのEVを展示。さらに充電10分で航続距離1000キロ超といわれる全固体電池の開発が進み、2027年には実用化の話があります。EVでも本気でシェアを取る気でしょう。全固体電池は日産も開発中で、トヨタとほぼ同時期に導入の可能性がある。世界の趨勢からするとガラパゴス化していた日本のクルマにもようやくEVの波が来たようです」

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