「コンゴ投資」で被害総額27億円 “キーエンス出身”を自称する「イケメン実業家」が逮捕前に語っていた「近いうちに200億ほど手に入る」

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落ち着いた雰囲気のイケメン

「うーん、いまだに“あの洋平がまさか……”という感じなんですよ。そんな大事件を起こすようなタイプには見えなかったので」

 困惑した表情で語り始めたのは、東京・六本木を中心に焼き肉店やシーシャバーをプロデュースする、ラッパーで実業家のTOMORO氏(36)。鮮やかなピンク色に染められた髪が目を引く彼が“洋平”と呼ぶのは、10月13日までに警視庁生活経済課が逮捕した投資会社「スクエア デザイン」社長の船越洋平容疑者(34)のことである。

 この事件で逮捕された船越容疑者ら4人は、アフリカ・コンゴでの鉱山開発事業を巡って「必ず儲かる」などと謳い、元本保証を約束して約4億5000万円を集めたとされる。さらに、実際の被害総額はおよそ27億円にのぼるとも報じられている。

 これほど巨額の経済事件に登場する船越容疑者とはどんな人物だったのか。TOMORO氏が振り返るには、

「洋平と出会ったのは今年の春先でした。彼が六本木でシーシャとポーカーゲームの店を始めて、同じビルでシーシャバーを経営してる俺に挨拶に来たんです。見た目は童顔のイケメン。高級なアクセアリーはつけないし、車も持っていなかった。ブランド品といえば、いつも着ていたヴィトンのTシャツくらい。落ち着いた雰囲気で冷静に話をする、夜の六本木では見かけないタイプですよね。それどころか洋平は“横浜国大を卒業して、キーエンスで働いてたんです”と話してました。ちょっと驚くくらい凄い経歴ですけど、ウソだとは思いませんでした。たしかに頭は良さそうだし、エリート感があって、ビジネスの話も理路整然と説明していたので」

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