「お金が入った封筒を渡され…」 土屋品子復興相に選挙スタッフへの“裏報酬”疑惑が! 「政策担当秘書」と“男女の関係”と地元ではうわさに

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 今回の改造内閣で不安視されていた「女性大臣」のボロが早くも表面化している。その筆頭が“何もしな子”復興相だ。兼職届を提出していない“お手伝い”秘書の存在が問題視され、さらに、選挙スタッフには公選法に抵触する「裏報酬」まで握らせていた――。

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「政策決定における多様性の確保が重要だ」

 岸田文雄総理(66)がそう胸を張り、鳴り物入りで船出した第2次岸田再改造内閣。女性閣僚は歴代最多タイの5人となった。しかし、それに対して、副大臣と政務官は女性の登用がゼロ。“女性活躍”をアピールした結果、皮肉にも自民党の非「多様性」が浮き彫りになってしまった格好だ。

 しかも、その岸田政権の蟻の一穴となりそうなのが、看板娘となるはずの女性大臣の面々だというのだから笑えない。

「今回、岸田さんは来年の総裁選で勝てる構図を作ることを第一に考えました」

 とは政治ジャーナリストの青山和弘氏。

「そんな中で政策による適材適所の人事というより、女性大臣が過去最多という“見出し”を取りにいきました。誰でもよかったわけではないでしょうが、任用された5人の女性大臣はポストに適した能力や実行力が不透明と言わざるを得ない。5人という目標ありきだったので、彼女たちが今後資質を問われる可能性もあり、とてもリスクの高い人事だと思います」

「何もしな子」

 5人いる女性大臣の中で職務遂行が最も不安視されているのが、土屋品子(しなこ)復興相(71)である。

 土屋大臣は春日部市の一部などを含む埼玉13区選出。父はかつて参院議長、埼玉県知事を歴任した故・土屋義彦氏で、知事在職中の2003年、長女・桃子氏が県政を食い物にした結果、政治資金を巡るスキャンダルで東京地検特捜部に逮捕。父の義彦氏も辞職に追い込まれた。その桃子氏の妹が土屋大臣だ。しかし、お嬢様気質が抜けず、何もしてくれないことから地元では「何もしな子」というあだ名で呼ばれる始末。

 その土屋大臣について、本誌(「週刊新潮」)が9月28日号で報じたのは、彼女を補佐する二人の秘書の疑惑だった。

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