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転落死「太地喜和子」が最後に立ち寄った「ランジェリースナック」
さまざまな女を演じ、奔放な男性遍歴を重ね、酒を豪快に飲む――。女優の太地喜和子の人生は、その名のとおり太かったとはいえ、自動車ごと海に落ち、短くして途絶えるとは、本人も思わなかっただろう。あの晩、何があったのか。
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「あの時、男優が“オーライ”って言うからバックしたのよ。彼は酔ってベロベロでしたけどね。車が後ろからスーッと海に入ってズルズル行っちゃう途中、もっと窓を開けようとしたことまでは覚えているんですけど。あとはいきなり水が入ってきて、苦しかったことしか覚えていません」
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今年は映画「男はつらいよ」の第1作公開から50年。だが、寅さんのことなら知っているけれど、渥美清の素顔は誰も知らない。自宅や事務所に人を近づけなかったとの逸話も数多くある。1996年、68歳で逝った名優のプライバシーは、最期まで鋼鉄のベールで守られていたとされるが……。
「蛾次郎、寅さんの唄は歌えるかい?」
「ええ、歌えます」
バンドが、お馴染みのイントロを奏でる。
「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で……」
聞こえてきたのは、あの声、あの口上。...
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