阪神・岡田監督の抗議で採用された「ブロッキングベース」 原因となった「DeNA・京田」は周辺にどう話しているのか

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2塁ベースが完全にふさがれた

 後に「岡田ルール」と呼ばれることになるだろうか。日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は4日に実行委員会を開き、ベースのブロッキングに関するルールの運用変更を決めた。きっかけとなったのは、DeNA戦での阪神・岡田彰布監督による猛抗議だった。当事者の1人となったDeNA・京田陽太には見解を求める声が殺到したとされるが、京田本人はどう話していたのだろうか。

 きっかけとなったのはDeNA‐阪神18回戦(横浜)の場面を振り返っておこう。

 9回、1点リードを許す阪神は1死で佐藤輝が右前打を放ち、続く糸原の打席で代走・熊谷が2盗を試みた。捕手からのワンバウンド送球を捕球した遊撃・京田はバランスを崩し、足が2塁ベースを完全にふさぎ、熊谷のスライディングをブロックするような格好になった。

 一旦はセーフ判定とされたが、DeNAのリクエストでアウトに。責任審判が場内に説明した際に、「セカンドのところで、走者と野手が接触しましたが、妨害とはいたしません。よってアウトです」とアナウンス。岡田彰布監督は納得できず、猛抗議したが実らず。審判団は「故意ではなく走塁妨害には当たらない」との判断を繰り返していた。

故意ではないなら何でも通るのか?

 過剰な接触プレーが絶えなかったことから、コリジョン(衝突)を防止するルール、コリジョン・ルールはすでに採用されている。が、これは本塁のみの規定で、送球を野手が処理しながらのブロックは故意ではないなどと判断されれば、走塁妨害とはならなかった。

 審判団による「故意ではないから走塁妨害には当たらず、走者アウト」というのはもちろんルールに基づいた説明ではあったが、接触する余地がないほどブロックされたベースにどうやって到達しろと言うのか? 体当たりで野手を力づくで弾き飛ばすしかないのでは?……などといった指摘に抗弁する余地もまたなかった。いわば、ルールの空白地帯が露呈したケースと言えるかもしれない。

 阪神は敗戦後、セ・リーグに対して意見書を提出。リーグ側の動きも速く、20日の段階で統括が阪神側に直接回答している。

「この際の統括の説明から、今後は同様のプレーで走塁妨害が取られる可能性が示唆されていました。そして今回の実行委員会で、正式に5日から運用されることが決まりました」

 と、担当記者。

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