「晩酌の流儀2」も好評 スタッフの証言「栗山千明は最近、明るくなった」 その背景は?

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 SNSでは「『晩酌の流儀』を見ながら飲む」という声が少なくない。テレビ東京の深夜ドラマだ。昨年夏に放送された第1シリーズで、主演の栗山千明(38)の喰いっぷりと飲みっぷりが評判となり、7月7日(金曜深夜0時52分~)から第2シリーズがスタートした。

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 一日の最後に飲むお酒をどうしたら最高に美味しく飲めるのか、それをひたすら追求する女性を演じているのが栗山だ。

 残業はせず、定刻で退社すると、30分以上かけて早足で歩き、途中で目に入った飲食店のメニューも参考にしつつ、スーパーに直行。店員(ロバートの馬場裕之=ドラマの料理監修も兼任)の意見も採り入れ、自宅まで水分補給をすることなくラストスパート。真っ先にツマミ作りに取りかかる。ここに料理番組の要素もあるから、メニューを参考にする視聴者も増えているという。

 第2シリーズが始まる前、栗山は取材会でこう話していた。

栗山:演じる上で多少の誇張はしていますが、普段の私も近いと思います。私も晩酌を大事にしているので、前日の夜から翌日の晩酌のことを考えていることもあるんです。食べたいものを食べて幸せになるタイプです。

 ちなみに第1話では、ガーリック豚テキと海鮮ばくだんにかぶりつき、キンキンに冷えたジョッキに注いだサントリーの「金麦」を飲み干していた。民放プロデューサーは言う。

「実際、『晩酌の流儀2』の現場でも撮影終わりは必ず酒を飲むので、アテをどれにするのかいつも話していますよ。なんでも栗山は“仕事終わりに飲まなきゃ、何のために仕事をしているのかわからない”というレベルで、ほぼ毎日飲んでいるそうです」

 仕事で飲んで、その後にも飲むとは……。

栗山の評判はいいけれど

「彼女は現場でも文句一つ言わないので、スタッフの評判もとてもいい。これからも仕事は増えると思います。前の事務所から独立して、とにかく明るくなったと評判です」

 2020年3月23日、栗山は5歳から30年間在籍していたスペースクラフトからの独立を発表した。

「彼女が独立したのを機に、在籍37年の有森也実、31年の神田うのらが次々と辞めていきました。神田が『お世話になっていた方が辞めて、社長以外に誰一人いなくなった』とコメントしたため、“第2のオスカープロモーション”とも囁かれました。いずれも円満退社を強調していましたが、栗山の場合、信頼するマネージャーと独立。今は二人三脚で頑張っているそうです。以前の事務所にいた頃は、スタッフと話しているのを見たことがなかったですからね。変われば変わるものです」

 もっとも、独立後に批判されたこともあった。昨年6月、石川県で開催された「金沢百万石まつり」に、彼女は“お松の方”に扮して参加したのだが、例年はOKだった写真撮影を禁止にしたことで不満の声が殺到。地元紙も取り上げる事態となった。

「マネージャーが過剰に彼女のイメージや肖像権を守ろうとした結果、彼女がTwitterで謝罪することになりました。実は、それは今も変わっていないんです。メイクを落とした役者同士がスマホでスナップを撮ったりしますが、『絶対にインスタに載せないで』と他の事務所の俳優にまでクギを刺しています」

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