【ポール牧の生き方】なぜ白いブレザーに黒のズボンに着替えて死を選んだのか

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 日本で唯一「大衆文化担当」の肩書を持つ朝日新聞編集委員の小泉信一さんが、様々なジャンルで活躍した人たちの人生の幕引きを前に抱いた諦念、無常観を探る連載「メメント・モリな人たち」。第4回は「指パッチン」で知られた喜劇役者・ポール牧(1941~2005)さん。18年前、衝撃の飛び降り自殺で自らの人生に幕を下ろしたポールさんは、「ドーランの下に涙の喜劇人」という句を残しています。人を笑わせる一方で、自身が背負っていた悲しみとは何だったのか――。...

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