FNS27時間テレビ「100kmサバイバルマラソン」の優勝賞金が高額すぎて、参加者を心配する声が上がっているワケ

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 フジテレビの夏の風物詩といえば「FNS27時間テレビ」である。コロナ禍で2020年より中断されていたが、今年は4年ぶりに復活、7月22~23日に放送される。残りひと月となり、出演者や企画の内容が明らかとなってきたが、中でも「100キロサバイバルマラソン」が注目されている。

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「27時間テレビ」はバラエティに特化した内容で知られ、日本テレビの「24時間テレビ」とは異なり、チャリティーなどはまったくない。民放ディレクターは言う。

「今年の『27時間テレビ』は同局のバラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』をベースとした内容のため、司会は千鳥、かまいたち、ダイアンの3組が務めます。番組の人気企画“サビだけカラオケ”なども当然ありますが、特に『100キロサバイバルマラソン』が注目されています」

 マラソン企画といえば、日テレの「24時間テレビ」の名物だが、

「実は『27時間テレビ』でも当てつけのように行われていたんです。最初に行われたのは04年の“100キロマラソン”で、ランナーは加藤浩次でした。もっとも、この時は走っている最中にさまざまなコントによる妨害が入り、生放送のエンディングにゴールが間に合わないという結果でした。11年には矢部浩之が100キロを完走し、12年には草なぎ剛も完走しています。草なぎの時は50キロの折り返しからエンディングで使用する大縄飛びの縄をたすき掛けにして走るという過酷なものでした。15年には大久保佳代子が88キロを走り抜きました。彼女は“走破できなければ丸坊主になる”と言っていたのですが、完走できたため加藤浩次が丸刈りになりました」

 ならば、今回の100キロマラソンだって珍しい企画とは言えないが。

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