周囲を巻き込み泥仕合となった広末の不倫騒動 キャンドル氏にあって鳥羽シェフに足りないものとは?

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 いまだに収まる気配のない、広末涼子さん&キャンドル・ジュンさん夫婦と鳥羽シェフの不倫騒動。話題を呼んだキャンドル氏の会見後、彼に暴行を受けたというスタッフからの告発があり、ますます注目を集めている。一方の鳥羽シェフも周辺住民からはあまり評判が芳しくないだとか、過去にうつ病を発症するまで追い込まれた従業員がいるなどと報じられ、泥仕合の様相に。先日は鳥羽シェフが「週刊文春」の独占取材に応じ、「ほぼお金も無くなった」「(謝罪したいが)妻子とはまだ会えていない」といった苦しい現状を語った。

 記事によれば、「男としてケジメをつけないと」と宣言したという。キャンドル氏も「けじめをつけます」と意味深に語ってメディアの耳目を集めたが、広末さんをめぐる二人の男が同じ言葉を使っているのが興味深い。そこに、外見が対照的な彼ら二人が広末さんを引きつけるもののヒントがあり、それぞれが何をもって「けじめ」と言っているのかに違いが表れるのではないだろうか。

 キャンドル氏の定義はおそらく、金で始末をつけることではない。会見でも「命を絶とうと思います」とあったが、金より命やプライドを重んじているのではないだろうか。最近「週刊女性」が伝えたところによれば、彼にはスタッフへの暴行疑惑があるという。「なんで(頭を)丸めてこねぇんだよ」と、キャンドル氏にバリカンで丸刈りにされたと報じられた。

「けじめ」「命」といった極端な言葉や、謝罪の意思は丸刈りで示せと詰め寄る姿勢。なんだかヤクザのようである。妻に黙って不貞相手に会いに行き、示談をまとめあげるというのも「手打ち」に通じると思ったものだ。

 鳥羽シェフの店にも自ら出向いたというが、メール一本で逃げる鳥羽シェフの対応に不快感を示していたのも印象深い。「殴り込み」ではないと言っていたが、「タイマン張れ」「落とし前をつけろ」と怒鳴りたかったのではないのだろうか。不倫された夫自らが相手のところに乗り込むというやり方は、そんなに一般的ではないのだが。

 前夫の息子である長男についても、友人である前夫に対し「強くてかっこいいやつにするから」と宣言したと語っている。「愛情をもって育てる」ではなく、「強さ」「かっこよさ」に焦点を当てる価値観には、やはり「ヤクザ性」を感じる。過去の不貞の手打ち同様、女性のいないところで男同士の話し合いにこだわるのもそうだ。そして広末さん自身、社会の価値基準にとらわれない、ある種の男らしさを感じさせる彼のそうした姿に、最初は惹かれたのではないだろうかと思うのである。付き合いだした当初は、鳥羽シェフ同様に直筆の手紙攻撃があったとキャンドル氏も会見で明かし、やんわりと不倫相手をけん制している。

 なお告発した元スタッフによれば、「俺の女に手を出しやがって」と暴行されたというが、キャンドル氏の会見もまた、「俺の女に手を出すな」という発信ではなかったか。それは鳥羽シェフだけではなく、メディアや世間に対しても、「俺の女に余計なことしたらただじゃおかねえぞ、死んでやるからな」という宣言に等しい。女ひとりのために、体を張って世間にケンカを売る美学。そこに酔える男でなければ1時間もとうとうと話せないし、広末さんほどの女は落とせないと証明したようなものである。しかし鳥羽シェフにそれだけのハッタリを利かせられるかといえば、ちょっと物足りないのではないだろうか。

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