キャンドル・ジュン氏「暴行報道」で高まる広末涼子への“モラハラ疑惑” 専門家は「正論で追い詰められると相手は逃げ場をなくす」
「ポジショントーク」
「一般論として、話す時に“正論”ばかり言うのはモラハラ体質の男性の大きな特徴とされます。内に秘めた支配欲をそのままストレートに表に出すことなく、相手のミスなどを見つけて正論で追い詰め、言われた側は逃げ場をなくしていくといったパターンが典型例です」(池内氏)
会見では、広島や福島での自身の活動をあげて「平和」の大切さを訴え、過熱する報道などが子供たちに及ぼす影響を憂え、メディアやSNS上の匿名投稿者らに「自制」と「反省」を求める場面も。そうかと思えば、「彼女(広末)が暴走してしまったのは自分のせいだと思う」と殊勝な態度を見せ、自分は「被害者ではない」とも話した。
「広末さんが精神的に不安定な時があるとも述べていましたが、その際に“濃い化粧をして派手な格好をして、豹変してしまう”といった説明がなぜ必要だったのでしょうか。また広末さんの不倫が“今回が初めてではない”ことを匂わせる発言とともに、“ジュンさんもこんな私と一緒にいるのはつらいだろうから、離婚したほうがいいんじゃない”と、報道前に離婚を切り出されていたことも明かした。あえて言う必要のないことを言うことで、“責任は自分にない”と印象づけるかのようなポジショントークと感じる場面もありました」(池内氏)
今回の暴行問題でも、取材に対して「(被害者の)平和を乱すようなことにしてもらいたくはない」「わたしのことでこれ以上まわりを巻き込まないでいただきたい」などと“模範回答”を連発。これだけ読むと、報じたメディア側が「加害者」のようにも受け取れる。
「夫がモラハラ体質であると、一般的に夫婦関係は対等なものでなくなり、傍目には分かりづらいものの、夫側が支配的な構図となりがちです。仮に今後、広末夫妻の間で離婚協議が始まるとして、不倫問題はもちろんですが、その背景にある夫婦の関係性についても“歪な点がなかったか?”など、きちんと話し合う機会が設けられることを望みます」(池内氏)
2人の“これから”にとって必要な確認作業というが、果たしてジュン氏にその自覚はあるか。
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