大谷翔平を虜にする地元放送局「美人レポーター」は元チアガール ビリヤードも一緒にプレー
「ショーヘイは野球を愛しているジャイアント・キッドよ」
日本時間6月5日に行われたアストロズ戦で、大谷翔平（28＝エンゼルス）がチームの連敗を止めるタイムリー二塁打を放った。しかし、この7連戦の遠征のチームトータル成績は3勝4敗。大谷自身も3日に先発マウンドに上がったものの、6回5失点で敗戦投手になっている。
本拠地・エンゼルスタジアムに戻って仕切り直しとばかり、7日（同）のカブス戦では16号を、8日の同カードでも2塁打を放ち、チームは3連勝。、「大谷を虜にした」と噂される、地元TV局の美人レポーターも待ち構えていただけに、大谷の活躍に満足したことだろう。その美人レポーターとは、エンゼルス戦中継を担当する地元の放送局、バリー・スポーツ・ウエストで働くエリカ・ウエストンさん（36）だ。
「試合後の囲み会見では、地元メディアが最優先で質問できるのは、どの球団も同じなのですが、大谷の会見では『最初に質問するのはエリカ嬢』という不文律ができています」（米国人ライター）
米国のスポーツ報道は地元チームがメインだ。全国区のスター選手のトレードなどはそれなりのスペースを割くが、勝敗に関係なく、地元チームに関する情報が掲載されている。
そんな地元優先のエンゼルス報道の一員にエリカ嬢が加わったのは、昨シーズン。しかし、彼女は「知る人ぞ知る有名人」でもあった。
「NBAのレイカーズやNFLのブロンコスのチアリーダーチームに所属していました。チアガールズは選手同様、ファンの人気を集めます。学生時代にクラシックバレエをやっていたというエリカ嬢は小顔で金髪、ダイナマイト・バディなので、当時から有名なチアガールの一人でした」（前出・同）
ハーフタイムを華やかに盛り上げてきたが、5年ほど前からスポーツ中継のレポーターに転向した。日本風に言えば、この時点ではレギュラー番組のないフリーアナウンサー。そこからキャリアを重ね、2019年からミズーリ州でカージナルスの専属レポーターとして活動するようになった。ここで「カージナルス担当」として認知され、3年が経過したが、エリカ嬢はカリフォルニア州の出身。郷里のバリー・スポーツ・ウエスト局が「エンゼルス担当のレポーターを募集している」と知り、22年シーズンから“移籍”してきた。
大谷との“特別な関係”を匂わせるように、「ショーヘイは野球を愛しているジャイアント・キッドよ」などと番組内で発言している。
「エンゼルス愛」で選手に食い込む
「実際、関係は良好だと思います。『地元優先』でエリカ嬢が最初の質問をしますが、大谷も彼女の顔を見て答えています。多くのTVカメラが入るため、特定のインタビュアーだけを見ることはないのが一般的ですが」（現地記者）
大谷がエリカ嬢に惹かれたのは「エンゼルス愛」だろう。放送のない遠征でのビジターゲームのとき、地元局の専属レポーターは現地入りしないことが多い。しかし、エリカ嬢は移動のチャーター機などに乗せてもらい、各選手に話し掛けて取材を行っている。
ある時、大谷にも話し掛けたが、共通の話題が見つからず、困っていた。そこでエリカ嬢は機転を利かせる。日本にいた頃から、大谷は自分への質問は何度もされているだろうから、他の選手の話を振ってみたら……そこでエリカ嬢は、エンゼルス選手の名前を出し、
「彼はどんな人なの？」
と質問した。通訳の水原一平氏（38）も一緒にいたが、大谷は「あの選手はね…」と饒舌に話し出し、会話が弾んだという。
もう一つ、本拠地・エンゼルスタジアムに帰ると、大谷には「試合後の楽しみ」がある。
一昨年あたりからビリヤードにハマっており、球場内の娯楽室に向かうそうだ。何人かの球団スタッフ、選手も誘い、翌日に試合のない日は日付が変わっても楽しんでおり、エリカ嬢も声を掛けられたことがあるそうだ。
もっとも、ジャイアント・キッドの大谷はビリヤードに夢中になるが、エリカ嬢はオトナの女性として適当なところで引き上げてしまうので、深い仲には発展していない。
「MLBでは基本的に選手が着替えをするロッカールームや監督室での取材は自由とされます。ロッカールームでカメラをまわし、活躍した選手のインタビューが撮影されることもあります。でも、伝統的なオトコ社会のノリがあり、女性は近づきがたい雰囲気なんです。カメラのすぐ横で、シャワーを浴びた後で素っ裸でうろつく選手、大声で猥談をする選手もいれば、音量いっぱいでBGMをガンガン流している選手もいて…」（現地記者）
最近は“優等生タイプ”の選手も増え、選手間で注意するようになったそうだが、MLBで女性レポーターが少ないのはその影響だろう。だとすれば、エリカ嬢は肝の据わった女性ともいえる。
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