好調「報ステ」陰の立役者は安藤萌々アナ なぜか「田中みな実と江藤愛を思いだした」と言いだす人も

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 スポーツ報知(電子版)は今年3月2日、「ヒロド歩美アナ、『報ステ』スポーツキャスター就任 テレ朝関係者『同じ系列局なので上層部同士が話し合っていれば問題ない』」との記事を配信した。

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 3月に朝日放送(ABC)テレビを退社したヒロド歩美アナ(31)が4月からテレビ朝日の「報道ステーション」(平日・21:54)でスポーツキャスターを務めるという内容だ。

 ただ、この記事で注目するのはヒロドアナではない。彼女の加入によって“番組内異動”が起きた点だ。報知の記事を引用しよう。

《報ステスポーツ担当の安藤萌々アナはメインキャスターの一人に。現在メインの渡辺瑠海アナは、報ステのフィールドリポーターと「サンデーステーション」(日曜・前9時)に出演する》(註:原文の年齢は割愛)

 現在「報道ステーション」のメインキャスターは、月曜から木曜をNHK出身の大越健介氏(61)が務めている。

 さらに、男性キャスターとして小木逸平アナ(49)が加わり、3月までの月曜から木曜までは、女性キャスターを渡辺瑠海アナウンサー(26)が務めていた。

 それが4月からは安藤萌々アナウンサー(25)に替わった。この人事が番組に少なからぬ影響を与えているという。

 その前に、今の「報道ステーション」は視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)が好調ということに触れておこう。

ニュースの影響

 5月22日(月)から6月1日(木)の間、最高視聴率は25日(木)に12・4%を記録し、最低視聴率は23日(火)の9・5%と踏みとどまった。9日間の平均視聴率は10・9%だった。ライバルキー局のプロデューサーが言う。

「視聴率は絶好調と言っていいでしょう。背景の一つとして、大きなニュースが立て続けに起きたことが挙げられます。時系列で並べると、18日に市川猿之助さん(47)が救急搬送、25日に長野県で立てこもり事件、26日に東京都町田市で発砲事件、29日夜に岸田文雄首相(65)が長男・翔太郎氏(32)の秘書官更迭を発表、という具合です」

 また5月29日夜に熊本市で女性の遺体が発見され、翌30日からテレビ局は詳報を開始。6月1日には将棋の藤井聡太六冠(20)が名人位を奪取し七冠を達成した。

「政治や経済の難解な話ではなく、多くの視聴者が関心を持つニュースが連続しました。こういうニュースはワイドショーが得意としていますが、『報道ステーション』も硬派な報道番組というイメージを捨て、この2週間はワイドショーを追いかけるラインナップになりました。それが高視聴率の理由でしょう」(同・プロデューサー)

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