ジャニーズ性加害問題で「評価を下げた」と批判された櫻井翔が“本当に大切にしているもの”とは?

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高学歴ジャニーズが増えるも続いた女性スキャンダル…ジャニーズのキャスター起用は諸刃の剣に

 櫻井さんがデビューした後、「高学歴ジャニーズ」は増えてきた。目立つのは明治大学卒で、NEWSの小山慶一郎さんやHey! Say! JUMPの伊野尾慧さん、山下智久さんがいる。Sexy Zoneの菊池風磨さんは櫻井さんと同じ慶應だ。KAT-TUNの中丸さんは早稲田、SnowManの阿部亮平さんは上智大の大学院、ジャニーズWESTの中間淳太さんは関西学院大と、そうそうたる大学ばかり。

 彼らはこぞってスポーツイベントのスペシャルサポーターやキャスターに抜てきされるようになった。

 男性ファンの多いスポーツへの女性層の取り込みや、堅苦しいイメージのつきやすい情報番組の若者層へのアピールには効果があったといえる。

 しかしインテリ売りのジャニーズほど、女性スキャンダルが多かった。早稲田中退の手越祐也さんは別格だが、明大組も週刊誌にすっぱ抜かれて情報番組や事務所を「卒業」した面々が並ぶ。それこそ未成年の性被害のニュースがあった場合、どの口が言うかという批判が殺到したに違いない。必要なのは学歴ではなく責任感だったと、ジャニーズを起用するリスクをテレビ局もようやく実感したのではないだろうか。

 局が忖度せざるを得ない報道内容を扱うケースも出てくること。事務所やタレントにとっては、スキャンダルが出た時、賢さではなく、事務所の看板にあぐらをかいている姿勢がバレてしまうこと。ジャニーズがキャスターになることのデメリットを、双方が理解する局面を迎えているのだろう。

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