さんまは「バラエティではベタッとするんです」と拒否…バラエティ番組が実現させたい親子共演リスト

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業界は趣里に注目

 このディレクターは「面白くないんだろうな」と予感しながらも、石田親子の共演をチェックしたという。なぜそんなに熱心なのか、それは「親子企画は高視聴率が見込める」からだという。

「普段、テレビでは見せない『親の素顔』と『子供の素顔』が明らかになるので、非常に面白い展開になることが多いのです。親子のプライベートエピソードは鉄板ネタですし、二人でカメラの前に並んでもらうと意外な一面が垣間見えたりします。強面の父親が子供には甘かったりすると、新しいキャラクターが誕生することもあります。視聴者も親子共演の面白さをよく知っているので、高視聴率につながるのだと思います」(同・ディレクター)

 バラエティ番組で安定した人気を誇る親子といえば、高橋英樹(79)と高橋真麻(41)、関根勤(69)と関根麻里(38)の2組が双璧だという。

 業界としては、第3、第4の親子スターを見つけたいところ。近年では、2020年11月放送のフジテレビ「まつもtoなかい」で森進一(75)とHiro(29)がテレビ初共演を果たして話題になった。

「今、関係者が注目している親子は3組です。1組目は水谷豊さん(70)と伊藤蘭さん(68)の長女・趣里さん(32)です。趣里さんは今年の秋から放送されるNHKの朝ドラ『ブギウギ』でヒロインを務めます。ここに伊藤さんがサプライズ出演するかどうかに関心が高まっています。ドラマで初共演が実現したら、トーク番組からのオファーが殺到するでしょう」(同・ディレクター)

NG親子に挑戦

 桑田真澄(55)とMatt(28)も共演させたい親子として名前が挙がるという。以前に自宅公開のVTRで共演したほか、親子関係に追ったドキュメンタリーも放映され、昨年はCMでの共演が注目を集めた。それでも本格的なトーク番組に出演すれば、視聴者が興味を持つ可能性は高いという。

「3組目は元横綱の貴乃花光司さん(50)と白河れいさん(21)です。一部報道によると、白河さんは父親に芸能界デビューを知らせず、ここ数年は音信不通だそうです。不仲説も取り沙汰されており、だからこそ親子共演を実現させたいと考えるわけです。望みがないわけではありません。『ぽかぽか』で父親のことを喋ることもあるので、本当の絶縁状態というわけではなさそうなのです」(同・ディレクター)

 さらにハードルは上がるが、「共演NG」を公言する親子を口説き落とすことができれば高視聴率は確実だろう。

「有名なのは明石家さんまさん(67)とIMALUさん(33)です。共演NGの理由について、さんまさんは『ドラマやCMならいいけど、バラエティだとベタッとするんですよ』と独特の言い回しで説明しました。さんまさんによると、他人の親子共演を見ていても画面がベタッとするのだそうです」(同・ディレクター)

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