政界進出の可能性も? “ハリウッドの重鎮”と手を組んだメーガン妃、驚きの野望とは

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大手タレント事務所と契約

 そんなメーガン妃は、今年4月、米大手タレント事務所「ウィリアム・モリス・エンデバー(WME)」と代理人契約を結んだ。さしあたっては、映画やテレビ番組のプロデュースに力を注ぐという。

「WME」とは、どんな事務所なのか。テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏に尋ねると、

「ハリウッドでもトップクラスの事務所です。1世紀以上の歴史を誇る老舗事務所『ウィリアム・モリス』と、イケイケで勢いのある新興事務所『エンデバー』が合併してできた。たとえるなら、“三菱UFJ銀行”みたいなイメージ」

 現在の所属著名人を見ると、ミランダ・カーやマット・デイモン、メーガン妃の親友としても知られるセリーナ・ウィリアムズなど、豪華な面々が並ぶ。

「メーガン妃の代理人を務めるのは、アリ・エマニュエルCEO。彼はやり手のエージェントで、その仕事ぶりがTVドラマのモデルになったこともある。まさに“ハリウッドの重鎮”ですよ」(同)

政界デビューという野望?

 アリCEOは、過去にドナルド・トランプの代理人を務めたこともあり、世界一の大富豪イーロン・マスクとも親交が深い。とりわけ、イーロンとは一緒にバカンスを楽しむほどの仲。“後ろ盾”と頼むには、もってこいの人物なのだ。

 メーガン妃には、彼の豪華な交友関係だけではなく、その家族もまた魅力的に映ったのではないだろうか。

 デーブ氏がこう語る。

「彼には2人の兄がいて、上の兄のエゼキエル・エマニュエルは、がん専門医で“オバマケア”の立役者。また、下の兄のラーム・エマニュエルは、シカゴ市長やオバマ大統領の首席補佐官などを歴任して、今は駐日大使を務めていますよ」

 メーガン妃は、ハリウッドのみならず、政財界にも太いパイプを持つ人物をバックにつけたわけだ。先の英王室ウオッチャーは、その次なる狙いを指摘する。

「メーガン妃は、日頃からミシェル・オバマ元大統領夫人への憧れを口にしており、民主党の“ワイルドカード”と称されることも。もし、政界デビューという“野望”を実現しようとすれば、アリCEOが持つ華麗なる人脈が大いに後押ししてくれることでしょう」

 義娘の野望に翻弄され、王(キング)の悩める日々は、まだまだ続きそうだ。

週刊新潮 2023年5月18日号掲載

ワイド特集「新緑の便り」より

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