東京新聞・望月衣塑子記者がまた法相会見で大暴れ 間違いや意味不明な質問を繰り返した上、「私もショックでした!」

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 齋藤健法務大臣の閣議後記者会見がヒートアップしてきた。国会で入管法改正案が審議入りしようとするなか、5分間の「ウィシュマさん動画」が遺族側によって公開されたからである。この展開にいきり立ったのが東京新聞の望月衣塑子記者。だが、思い込みや主観の入った質問をする姿勢は相変わらずで……。

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齋藤大臣がブチ切れたワケ

「原告側が勝手に編集をしてマスコミに提供して、公開したものであるというふうに承知をしております」

「本件については皆さんにもよく考えていただけたらなと思います」

 4月7日、国会内で開かれた閣議後記者会見で齋藤大臣はこう不快感をあらわにした。名古屋出入国在留管理局で2021年3月に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)収容時の監視カメラ映像を、遺族側が公開したことを受けての発言である。

 なぜこんな荒々しい言葉でキレたのか。法務省関係者が代弁する。

「あの映像は、遺族が損害賠償を求めて国を訴えた裁判で、国が裁判所からの勧告に従って提出した映像の一部です。裁判審理に使うための証拠を、入管法改正反対を煽る”世論操作に使うな”と大臣は言いたかったのです。『編集した』という言葉のウラには、5時間ある映像のうち問題あるように見える箇所だけ恣意的に抜き出した、という怒りが込められています。看守だって人間だから仕事中に雑談も交えることがある。そんな場面などを切り取るのはフェアではないだろうと」

 だが、「勝手に編集」はいささか言葉が過ぎたのではないかという指摘もある。

「確かに目的外使用にはあたりますが、違法性はありません。2年前、一度廃案になった入管法改正案を再提出している重要な時期だからこそ、つい感情的な言葉を使ってしまったのでしょう」(同)

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