白百合女子大に合格した小倉優子 番組消滅で今後の展開を関係者はどう見ているか

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 3月6日放送の「月曜の蛙、大海を知る。」(TBS/MBS制作)は「緊急発表!小倉優子(39)大学受験 合格発表SP」だった。あの“ゆうこりん”が、とうとう大学に合格、女子大生になることが発表された。

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 振り返れば、彼女が早稲田大学の受験を決意したのは昨年1月。前番組「100%!アピールちゃん」(22年8月22日終了)の企画だった。以来、離婚をしても、番組が変わっても、受験勉強に励む彼女への密着(411日)は継続された。それがついに大団円を迎えたのだ。

 彼女が受験した大学を日程順で並べると、津田塾大学学芸学部(偏差値63)、学習院女子大学国際文化交流学部(同57)、白百合女子大学人間総合学部(同52)、学習院大学文学部(同66)、成蹊大学文学部英語英米文学科(同63)、そして第一志望の早稲田大学教育学部(同74)だった(偏差値は全て番組発表)。民放プロデューサーは言う。

「受験の順番通り放送してもよかったと思いますが、最初に発表されたのは1月31日に受験した学習院女子でした。それが補欠合格となったことでスタジオは盛り上がりました」

 続いて、最初に受験した津田塾に移った。1月14日に実施された大学入学共通テストは発熱のため断念し、28日の再試験を受けるも不合格に。そして2月3日の白百合へ。8日に大学から書類が届いたものの、「翌日の学習院受験に向けて結果は見ない」とスタッフに宣言。ところが、「封筒が厚い! これ合格だよね!」と息子たちを巻き込んで大騒ぎし、スタッフが「カメラを回すので到着するまで開けないで」と連絡したにもかかわらず封筒を開けてしまう。結果は合格。

落ち着くところに落ち着いた

「続く学習院も不合格。成蹊の合否は、スタジオでゆうこりん自身がMCやパネラーと共にネットで確認するというものでしたが、これも不合格に。まあ、学習院と成蹊が不合格の時点で、早大合格などありえないのですが、案の定、不合格となりました。この日の視聴率は4・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)と厳しいものでしたが、在阪のMBS制作ですからね。しかも前週は2・6%だったのでプラス1・6ポイント、受験企画1本でおよそ61%も数字を上げたのですから大したものです」

 第一志望だった早大受験は無謀な挑戦だったのか。

「そうでもないと思いますよ。千葉県出身の彼女は地元の公立高校卒業ですが、100年以上の歴史がある名門進学校です。“こりん星”で売り出した頃、番組スタッフに『私はバカではない』としきりにアピールしていましたから、プライドもあるのだと思います。当時、同じ事務所にいた先輩の眞鍋かをりが横浜国立大学の学生だったので、『真鍋先輩のような賢いステキなタレントになりたい』とも語っていました。『自分も頑張れば……』という思いがあったかもしれません。結果としては、落ち着くところに落ち着いたというところでしょう」

 番組企画とはいえ、その発端は高2でスカウトされてからきちんと勉強できなかったからだった。ということは、受験で終わらず、大学に通うということだろうか。

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