「どうする家康」馬のCGのひどさに馬術指導者も「少し残念」 「松潤が馬に乗れない」説はデマ

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 鳴り物入りで始まったNHK大河ドラマ「どうする家康」。初回も第2話も視聴率が15%を超えるまずまずの滑り出しだが、意外なところに物言いが。馬の動きが変だというのである。

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 たとえば、テレビドラマ研究家の古崎康成氏も、

「脚本はよくできていて、見せるところは見せる。家康役の松本潤と瀬名役の有村架純の掛け合いも小気味よく、さすが古沢良太さん、と思いました」

 と満足したようだが、続けてこう話すのである。

「ところが馬の動きが単調で、特に第1話の最後、信長の乗馬シーン。本物の馬はもっと左右にぶれたりしますが、(CGと実写を合成した)VFXを使った結果、馬はパッカパッカと機械的に動くだけで、幼児が乗る遊戯場の馬のようです。脚本も俳優も頑張っているのに、思わぬところで興ざめしたのは残念です」

「CGより生の馬の方が安い」

 なぜそうなったか。多くの大河ドラマに馬術指導者として関わり、馬も提供してきた乗馬クラブ「ラングラーランチ」の田中光法オーナーに尋ねると、

「第1話放送後、馬関係の知り合いから何件も電話があり、“(CGは)あのクオリティーで本当によかったのか”と言われました。僕も少し残念です」

 予算をケチったか、と思えばさにあらず。

「生の馬のほうがずっと安い。CGの予算で、生きた馬を何十頭も出せます」

 そう話す田中氏によれば、NHKが馬にCGを用いた理由は、「最新技術を取り入れて撮影したい」ということに尽きるそうだ。しかし、古崎氏が言う。

「NHKは昔から、最先端技術を大河に反映させるのをひとつの目標にしていて、今回はVFX技術を導入したかったのでしょうが、もう少し作りこみに時間をかけたほうがよかった」

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