テスラ株急落、GAFAの大量リストラ…米テック業界に未来はあるか
世界で最も著名な企業家の1人であるイーロン・マスク氏が率いる電気自動車(EV)企業テスラの株式が昨年10月以降、わずか3ヶ月間で50%以上下落している。
昨年の世界販売台数が目標に達しなかったことで高成長に対する期待が揺らいだことに加え、世界最大のEV市場である中国で値下げを繰り返しており、競争激化に伴う収益力の悪化が懸念されている。ツイッターの買収資金確保のため、マスク氏がテスラ株を大量に売却したことも災いした。
地政学リスクの高まりに直面している投資家が、キャッシュフローが堅調な企業を買い、高成長株を売る構図が鮮明になっている。...