正月特番「スポーツ王」で改めてわかった石橋貴明の実力 また「とんねるず」に出てもらいたいが難題も

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

 1月2日、今年も「夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!!5時間スペシャル」(テレビ朝日)が放送された。2000年にスタートしたこの特番は今回で24回目。いまや正月の風物詩と言っていいだろう。しかも視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)は、昨年の9・7%から12・1%と大幅アップ。業界からは驚きの声が上がっている。

 ***

 とんねるずの石橋貴明(61)と木梨憲武(60)がトップアスリートたちと様々なスポーツで対決する「スポーツ王」は、18年3月に「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)が終了して以降、年に1度だけ2人が揃う唯一のレギュラー番組だ。民放プロデューサーは言う。

「『みなおか』が終了し、コンビで出演する毎週のレギュラー番組を失い、“とんねるずは終わった”という声も上がりました。木梨は音楽や美術の世界で上手く立ち回っている印象がありますが、石橋はテレビのMCにこだわった。『みなおか』終了の翌月からスタートした『石橋貴明のたいむとんねる』(フジ)は2年で終わり、関東ローカルの深夜番組『石橋、薪を焚べる』(同)も1年で終了。以降はユーチューバーに転身したものと思われていました。ところが、『スポーツ王』で見事に復権。しかも今年の正月三が日は、HUT(総世帯視聴率)、PUT(総個人視聴率)ともに史上最低という逆風の中での高視聴率ですからね。大したものです」

 裏番組も強敵揃いだった。1月2日夜の番組は次の通りだ。

次ページ:ブッキングの良さ

前へ 1 2 3 4 次へ

[1/4ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。