金八、ビーバップ、スクールウォーズ…YouTubeで名作ドラマの同窓会がプチブーム 意外にお喋りな俳優は?

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「3年B組金八先生」第2シリーズ(TBS)や「スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~」(TBS/大映テレビ制作)、そして映画「ビー・バップ・ハイスクール」(東映)といった、1980年代を代表する人気ドラマの同窓会がYouTubeで開催されている。出演者たちが当時を懐かしみ、裏話などを明かすというスタイルだ。ところで、なぜ80年代ばかりなの?

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 日本の80年代は、校内暴力とヤンキーの時代でもあった。

 そこに切り込んだ「金八先生」の第2シリーズ(80年10月3日~81年3月27日)は、“腐ったミカンの方程式”や“卒業式前の暴力”といった名エピソードを生んだ。平均視聴率26・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)は歴代シリーズで最高。荒谷二中に乗り込んだ加藤優(直江喜一[59])と松浦悟(沖田浩之[1963~1999])らが、中島みゆきの「世情」が流れる中、警察に連行されるシーンを覚えている人は少なくないだろう。

「スクールウォーズ」(84年10月6日~85年4月6日)は、落ちこぼれ高校の生徒たちが熱血教師の下でラグビーに打ちこみ、そして更正し、全国優勝を果たすという実話をもとにしたドラマだった。山下真司(70)が演じた熱血教師が、試合に敗れた部員たちを「お前らゼロの人間か! 悔しくないのか!」と檄を飛ばしながら殴っていくシーンは有名だが、今なら許されないだろう。

 一方、「ビー・バップ・ハイスクール」(85年12月公開)は同名マンガを原作とした実写版で、主役のトオル&ヒロシは仲村トオル(57)と清水宏次朗(58)、マドンナは中山美穂(52)だった。ギャグとケンカが満載だった第1作のヒットでシリーズ化が決まり、88年12月まで全6作が公開されたヤンキー映画の金字塔だ。

 これらの出演者による同窓会が、YouTubeで開催されているわけだ。民放ディレクターは言う。

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