玉川徹氏が“コメンテーター席”に戻るのはいつか ズバリ予想してもらった

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個人視聴率に寄与

 ところが11月10日に玉川氏が復帰しても、視聴率は9・0%と伸びなかった。やはりコメンテーターとして出演しないと数字に結びつかないことが浮き彫りになったわけだ。

 こちらもTwitterでは不満が投稿されている。2例をご紹介しよう。

《これじゃ蛇の生殺し、ただ出演させてるアピールだけだな》

《入国規制緩和で来日してる外国人観光客、旅行支援で賑わってる観光地を見せられても面白くも何ともないのよ。カルトと癒着してる政権批判する玉川徹が見たいんだよ》

 そして玉川氏の不在は、ライバルの日本テレビにとって最大のチャンスなのだという。

「日テレさんとテレ朝さんの激しい視聴率戦争は有名ですが、今は『世帯視聴率』が見向きもされず、民放各局は『個人視聴率3冠』が最大の目標です。そして今年のテレ朝さんは、『全日個人視聴率』で1冠を獲得できる可能性がありました。全日視聴率に大きく寄与していたのが、『モーニングショー』だったのです」(同・プロデューサー)

 これまで「モーニングショー」は、同時間帯のライバル番組「スッキリ」(日本テレビ系列・平日・8:00)に個人視聴率でダブルスコアの圧勝だったという。

動く日テレ

「ところが玉川さんが出演しなくなってから、『モーニングショー』の個人視聴率が落ちています。この影響は大きく、どうやら今年も日テレさんの個人視聴率3冠が確定しそうなのです。一方のテレ朝さんとしては、来年に向けて急いで対策を練る必要があります。中でも『モーニングショー』の個人視聴率を取り戻すことが最優先でしょう」(同・プロデューサー)

 デイリー新潮は11月11日、「日テレ『スッキリ』『バゲット』が打ち切られることになったホントの理由」の記事を配信した。文中には日テレ関係者の生々しいコメントが掲載されている。

 例えば、「スッキリ」は“打倒・羽鳥慎一”を目指し、様々なテコ入れを行ってきたという。

《「外タレや大物歌手をゲストに迎えて、生放送で歌唱コーナーを放送したりもしました。総合司会の加藤を変更することなく、手を替え品を替え、様々な特集を企画し、継続的に放送することで視聴率アップを試みてきたんです。しかし、これ以上テレ朝との視聴率に差をつけられると、日テレ全体の視聴率にも影響します。それを心配し、編成部は来年3月いっぱいで終了することを決めたのです」》

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