【写真特集】1998年にFIFAワールドカップ初出場を果たした日本代表メンバーの今は？

岡野雅行・小野伸二・名波浩（他の写真を見る）

DF・井原 正巳（いはら まさみ、1967年9月18日生まれ）　1990年代の日本を代表するディフェンダー（センターバック）。鉄壁の守備で「アジアの壁」と呼ばれ、1998年のFIFAワールドカップフランス大会では主将として出場する。2002年の現役引退後は、指導者の道でも実績を多数残し、2019年より5年ぶりに柏レイソルのヘッドコーチに就任している（他の写真を見る）

DF・相馬 直樹（そうま なおき、1971年7月19日生まれ）　日本を代表する左サイドバックで、国際Ａマッチ58試合出場のキャリアを誇る。攻撃面でも正確で絶妙なクロスを武器に攻守に貢献した。Jリーグでは、鹿島アントラーズに所属し、多くのタイトルを獲得した鹿島アントラーズの黄金期は相馬直樹の活躍をなくして語るこはできない。2005年の現役引退後は、サッカー解説者、指導者として実績を積み、現在は大宮アルディージャの監督に就任している（他の写真を見る）

DF・中西 永輔（なかにし えいすけ、1973年6月23日生まれ）　高校サッカーの名門、四日市中央工業高校サッカー部出身。全国高校サッカー選手権では3年生のときに同校の初優勝に貢献した「四中工」のレジェンドの一人。2007年に引退するまでJリーグ通算309試合に出場した、Jリーグ屈指のユーティリティープレーヤー。2007年の現役引退後はサッカー解説者、スクールコーチやスクールアドバイザーなどを務めながら、主に子供たちの指導に取り組んでいる（他の写真を見る）

FW・城 彰二（じょう しょうじ、1975年6月17日生まれ）　高校サッカーの名門、鹿児島実業高等学校卒業後、Jリーグのジェフユナイテッド市原に入団。デビュー戦から4試合連続ゴールを挙げ、たちまち世間の注目を集めた。アトランタ五輪の日本代表としても活躍し、グループリーグでブラジルを破る 「マイアミの奇跡」 の立役者となる。2006年に現役を引退し、現在はサッカー解説者として活躍するほか、北海道十勝スカイアースの統括ゼネラルマネージャーに就任している（他の写真を見る）

FW・岡野 雅行（おかの まさゆき、1972年7月25日生まれ）　1994年に浦和レッドダイヤモンズに入団。日本人トップクラスのスピードを武器にフォワードとして活躍。人並み外れた快速でフィールドを駆け回る姿や、足元の技術が拙いとされていることなどから「野人」のニックネームで親しまれた。1998 FIFAワールドカップ・アジア予選のアジア第3代表決定戦（イラン代表戦）に出場し、決勝ゴールデンゴールを決め、日本代表をワールドカップ初出場に導いた。2013年の現役引退後、ガイナーレ鳥取のゼネラルマネージャーに就任している（他の写真を見る）

MF・中田 英寿（なかた ひでとし、1977年1月22日生まれ）　中学生３年生から日本代表として活躍し、高校卒業後はベルマーレ平塚に入団。1996年、オリンピック日本代表に最年少で選出され、アトランタオリンピックに出場。イタリア・セリエAやイングランド・プレミアリーグ、ワールドカップなどで活躍後、2006年6月に現役を引退。2009年1月に一般財団法人『TAKE ACTION FOUNDATION』を設立し、代表理事に就任。2015年には「株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立。お酒の魅力を多くの人々に知ってもらうための活動を行っている。現在は、国際サッカー評議会（ＩＦＡＢ）の諮問委員も務める（他の写真を見る）

MF・名波 浩（ななみ ひろし、1972年11月28日生まれ）　1995年にジュビロ磐田に入団。ボールを左足で巧みに操る「レフティー」として注目を集める。その後、イタリアのACヴェネチア、セレッソ大阪、東京ヴェルディ1969でもプレー。また、中学時代から日本代表として活躍し、ゲームを組み立てる能力が高く、日本代表に定着。特に、日本が初めて出場した1998年のフランスワールドカップでは、ミッドフィルダーのポジションでゲームメーカーとしてチームに貢献した。2021年から松本山雅FCの監督に就任している（他の写真を見る）

MF・小野 伸二（おの しんじ、1979年9月27日生まれ）　小学生時代から地元では「天才」と呼ばれ名前を知られていた。1993年に13歳でU-16日本代表に初選出され、以降も各年代の代表チームの中心選手として活躍。高校卒業後はJリーグの13クラブからオファーを受け、浦和レッズに入団。その後、海外に渡りオランダのフェイエノールト、ドイツのVfMボーフム、オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCなどでプレー。国内復帰後は北海道コンサドーレ札幌、FC琉球でプレーし、2021年に北海道コンサドーレ札幌に復帰し活躍している（他の写真を見る）

GK・川口 能活（かわぐち よしかつ、1975年8月15日生まれ）　PKでは”神セーブ”を連発させ、日本の守護神として4大会連続（1998年 W杯フランス大会、2002年 W杯日韓大会、2006年W杯 ドイツ大会、2010年W杯 南アフリカ大会）でFIFAワールドカップ日本代表メンバーに選出。2016年にJFA B級コーチライセンスとゴールキーパーC級コーチの資格を習得し、現在はU-19日本代表GKコーチとして日本代表GKの育成に励んでいる（他の写真を見る）