小平奈緒も距離をとり…進むマスコミの「五輪離れ」 札幌の“200億円増”誘致の行方は

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 スピードスケート選手として五輪4大会に出場し、2018年平昌大会で金メダルを獲得した小平奈緒(36)が記者を驚かせた。

 先頃行われた引退会見で2030年札幌冬季五輪招致について問われた小平は、

〈招致に協力してほしいという要望があった〉

 と明かしつつ、

〈札幌五輪に関しては一旦置いているところです〉

 加えて、五輪に関して、

〈いろいろ問題を耳にすることはあるんですけど〉

〈それ(五輪)を利用されたくないなという思いはあるんですけど〉

 とも述べ、

〈それを支えてくれる人たちが真摯にスポーツと向き合ってくれることをただただ願っています〉

 と注文をつけたのである。

 小平が耳にした“問題”とは、元電通で東京五輪組織委員会理事だった高橋治之氏を中心とする一連の汚職事件に違いあるまい。

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