川口春奈「silent」は久々の泣けるドラマ プロからも高く評価される根拠は

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「ちむどんどん」の悪評もはねのけた川口

 川口がフジの連ドラに主演するのは今回が初だ。

「かつては視聴率がなかなか取れないと言われましたが、2020年の大河『麒麟がくる』(NHK)で沢尻エリカ(36)の代役(帰蝶)を経て、評価が一変しました。今年は史上最低とも言われたNHKの朝ドラ『ちむどんどん』でヒロイン(黒島結菜[25])の姉を演じましたが、彼女の評価は落ちなかった。結婚間近とも報じられる私生活での恋愛も隠さず、『silent』での恋する表情や仕草もリアルに感じられます」

 他のキャストもいいという。

「台詞が極端に少なくなった目黒の演技も自然ですし、川口の現在の恋人を演じる鈴鹿は昨年4月期の『ドラゴン桜』第2シリーズ(TBS)で注目を浴び、7月期の『六本木クラス』(テレビ朝日)からの連投です。3クール連続でドラマに出演中の桜田ひより(19)も加わり、既視感のないフレッシュなキャスティングです」

 脚本は今作が初の連ドラとなる生方美久。

「21年のフジテレビヤングシナリオ大賞で『踊り場にて』が大賞を受賞。昨年末に瀧本美織(31)主演でドラマ化されました。それ以来の脚本ですから、新人同然と言っていい。最近は大御所脚本家の作品がコケる中、新しい脚本家が出てくるのは結構なことです。『silent』の想が聴覚を失うという設定から、05年のドラマ『オレンジデイズ』(TBS)で聴覚を失った柴咲コウ(41)を思い出した人もいるかもしれません。もっとも、生方さんは群馬大学医学部保健学科卒業し、看護師として働いた経験もある人なので、今後、想の病がどう描かれるのか注目されます」

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