こじるり卒業の陰で…「清水麻椰アナ」をMBSが必死に売り出そうとしている“動かぬ証拠”

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ラテ欄の1行目

「“ひたすら試してランキング”を担当する清水アナは、数社の競合食品の食べまくりで人気を得ました。その姿は、民放の人気No.1となった水卜麻美アナ(35)の路線を狙っているようにも見えました。その頃から新聞のラテ欄にも彼女の名前が組み込まれるようになり、推しがハッキリと分かるようになってきました」

 最初は昨年1月30日のラテ欄だった。

《サタデープラス 清水/麻椰コーンスープ10時/間&3時のヒロイン食/べ合わせ調査▽超激安/スーパーOKベスト15》(註:/は改行)

「ゲストの3時のヒロインを差し置いて、番組タイトルの直後に彼女の名が出るようになりました。2月13日には番組タイトルが『サタプラ』4文字に略され、1行目に《サタプラ 清水麻椰》と彼女のフルネームが途切れることなく収まるようになりました。ラテ欄の1行目に局アナのフルネームが入るなんてことは、日テレの水卜アナでも、テレ朝の弘中綾香アナ(31)でも見た記憶がありませんね。特別待遇といっていいでしょう」

 昨年3月に前枠の「サワコの朝」(7:30~8:00)が終了したため、4月より「サタプラ」は前枠を吸収する形で放送枠を拡大した。スペースも拡大されたラテ欄の1行目は、川口春奈や浜口京子、浜辺美波といったゲストが埋めたこともあったが、すぐに清水アナが復帰した。

技術はあるが

「東京五輪が開催された前後や、メジャーリーグで大谷翔平の活躍が注目された際は、さすがに彼女がトップを飾ることはありませんでしたが、ほとんどの週で彼女の名前が1行目に出てきます。今年1月に新型コロナに感染した時も、彼女の名は残ったほど」

 今年4月から「サタプラ」は7:58スタートとなった。4月2日のラテ欄は《サタプラ 丸山隆平&/小島瑠璃子&清水麻椰》と表記された。

「ラテ欄に3人のフルネームを入れるのはもったいない気もしますが、放送枠が変わったので3人を印象づけようとしたのかもしれません」

 変化があったのは4月30日だ。《サタプラ 丸ちゃんの/助っ人は?清水麻椰ひ/たすらロースハム》とラテ欄にはある。

「丸山が新型コロナに感染したんですね。翌週もこのパターンで、5月17日からは再び1行目は清水アナが飾るようになりました」

 7月9日、前日に殺害された安倍晋三元首相の悲報を各局が報じている際にも、「サタプラ」の1行目は彼女だった。

「ランキング情報番組ですから、そこは仕方がなかったのでしょう。それにしても、推しが強いと思います」

 なぜ、MBSはそこまでして彼女を推すのだろうか。

「トークの技術はあると思います。明るいし前向きなキャラもいい。将来有望であることは間違いない。MBSがスターアナとして売り出したいのでしょう」

 だが、まだ時期尚早というのだ。

「4年目ですからね。アナウンス力はありますが圧倒的というわけではありません。これまでの『サタプラ』は、こじるりと丸山というちゃんという出来るMCが座っているのに、それを差し置いて彼女がトーク進行をしていました。CMやコーナーの振りも2人はポーズだけで、清水アナの声が入る。せっかく高いギャラを払って据え置いたMCも置物状態でした。視聴者にはどう映るでしょうか。その点がやや心配ですね。もっと大事に育ててあげたほうが彼女のためです」

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