歴史的勝利の騎手・今村聖奈、強さの理由は? あまりの強さに過熱報道トラブルも

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“菜七子フィーバー”から早6年。今年3月に現役4人目となる女性騎手を迎えた日本中央競馬会(JRA)が再び沸いている。だが、ハシャギすぎて羽目を外したマスコミもあったよう。

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 2着との差は実に4.3秒。8月20日に小倉競馬場のダートコースで行われた新馬戦をJRA史上最大の着差で制したのは、今年3月にデビューしたばかりの新人ジョッキー・今村聖奈(18)であった。

 今回のレースには、ベテラン競馬記者も苦笑い。

「ダートでは1秒で5馬身の差がつくといわれますが、4.3秒なら単純計算でも20馬身差以上。競馬新聞などでは10馬身で“大差”と付けるのが慣例ですから、今回のレースはまさに規格外の勝利です。観客たちも、あまりの圧勝に笑うしかないといった感じでした」

早くも世代交代

 このレースで31勝目を挙げ、史上3番目のスピードでGIへの騎乗資格を獲得した今村。節目のレースをレコード勝ちで飾った格好だが、強さの秘訣(ひけつ)は彼女の家族にもあるという。

「彼女の父親は、2001年にJRAのGI・中山大障害を制し、現在は調教助手を務めている今村康成氏(43)。父の姿に憧れて小学5年生から乗馬を始め、中学を卒業後、競馬学校へ。当時からスジの良さは話題でした。JRAの女性騎手といえばアイドル並みの人気を博した藤田菜七子騎手(25)が有名ですが、競馬ツウの間では“比べ物にならない”と早くも世代交代が起ころうとしています」(同)

 藤田を超える女性騎手の誕生に競馬界もホクホク……。ところが人気の高まりとともに、過熱する報道によるトラブルも起こっているという。

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