安倍元総理死亡の数日後、山口“祝電大臣”の勉強会に統一教会関連団体元幹部が参加

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 統一教会との関係を釈明したつもりが、火に油を注ぐ結果となった“祝電大臣”こと山口壯(つよし)前環境相(67)。彼が会見で語った言葉には“うそ”があった。

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 統一教会との関係を認めた現職閣僚7人が退任となった今般の内閣改造。中でも注目を集めたのは、ポストを追われることになった山口前環境相である。

 政治部記者によれば、

「山口氏は、改造前、8月5日に行われた閣議後の記者会見で、統一教会の関係イベントに祝電を送っていたことを公表。ただ、会見で“頼まれた祝電は全部出す”“機械的に出している”と開き直り、SNS上で“山口環境大臣に祝電を頼もう”という投稿が相次ぐことになったのです」

銃撃の数日後、勉強会に統一教会関係者が

 山口氏は、東大卒の元外務官僚という超のつくエリート。民主党から自民党に移籍した“外様”ではあるものの、所属する二階派では事務総長に上り詰め、昨年10月に環境相として初入閣を果たしていた。

 ようやく手にした大臣ポストを炎上騒ぎで手放す格好となった山口氏。だが、山口氏と統一教会との関係は“機械的に送った祝電”にとどまらないという。

 さる事情通が明かす。

「実は、安倍元総理が銃撃された数日後、山口氏は都内のホテルで元官僚や国会議員を相手に環境行政や外交についての勉強会を開催。そこに統一教会の関係者が紛れ込んでいたのです」

 その人物とは、統一教会の関連団体である「世界平和連合」で組織本部長などを務めた元幹部。安倍元総理の銃撃から数日と経たぬうちに、山口氏が元幹部と交流を持っていたとすれば一大事である。

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