萩生田政調会長、統一教会幹部とも“お友達”だった 「教祖夫妻を“真の御父母様”と呼び…」元信者が明かす

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“真の御父母様”

週刊新潮」は8月25日号で、萩生田光一政務調査会長が先の参院選期間中、生稲晃子候補を伴い旧統一教会の関連施設を訪れていたことを報じた。萩生田氏は苦しい釈明に追われているが、さらに新証言が。萩生田氏はSNSを通じて、統一教会の大幹部と“友達”の関係にあるというのだ。

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 週刊新潮の報道後、萩生田氏は生稲氏を伴って施設を訪れたことは認めたものの、頻繁に教会施設を訪れていた事実や、選挙スタッフとして信者が働いていた点は否定している。しかし、萩生田氏をよく知る元信者は彼と教団の近さについてこう証言する。

「教祖のお二人(文鮮明・韓鶴子夫妻)について、“真の御父母(おふぼ)様”と言っていました。実際のお父さんやお母さんと区別するため、普段、教会員が使う言葉です。だから、みんなが萩生田さんは私たちの家族なんだなって思っていたんです」

大幹部と“友達”関係

 問題はこれだけにとどまらない。統一教会とその問題に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏によると、

「萩生田氏はフェイスブックを通じて、統一教会のある大幹部と今でも“友達”の関係にあるんです」

 その幹部とは、入山聖基(57)という人物だ。入山氏はもともと、萩生田氏の地元・八王子の教会長を務めており、昨年11月、統一教会が運営するニュースサイトでは「伝道教育局の副局長」という肩書で紹介されている。伝道教育局というのは、「要は身分を隠して教会に人々を誘う“偽装勧誘”を主導する機関なのです」(鈴木氏)。

 ちなみに入山氏の長女は2020年2月、文鮮明の長男・文孝進の次男――つまり教祖の孫にあたる男性と「祝福結婚」しており、入山氏は教団内でも比類なき栄誉を得ている。

 そんな人物とSNS上でつながりがあることを萩生田氏に尋ねると、事務所から回答が。

「はぎうだ光一名のフェイスブックアカウントは、広報活動の一環で事務所スタッフが管理しております。友達申請があったものについて、明らかないたずら・スパム・商業目的の申請と思われるもの以外は基本的に全て承認しております。その上でご指摘の人物(入山氏)に関して記憶にある限り面識はありません」

 これは無理のある説明だ。なぜなら、萩生田氏は八王子市内のホールで14年に開催された統一教会の講演会に出席したことを認めており、そのイベントの司会者こそ、当時八王子教会長だった入山氏なのだ。

 8月24日発売の「週刊新潮」では、森雅子首相補佐官がひた隠しにする「教会イベント参加」の証拠写真などと併せて詳しく報じる。

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