部下の水筒に体液などを混入した宮内庁“変態”職員 4月に上皇ご夫妻のお世話にあたっていた

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被害者である女性職員の立場が悪くなる理不尽

 さて、続く宮内庁でも不祥事が。昨年10月、管理部工務課の50代男性課長補佐が、減給10分の1の懲戒処分を受けたとの発表があった。課長補佐は数カ月にわたり部下の机にあった水筒に洗剤を混入させ、また口を付けたりしていたといい、動機については“ストレスがたまっていた”などと報じられたのだが、先の宮内庁関係者は、

「実は“被害者”は若手の女性で、妻子のいる課長補佐が一方的に好意を寄せ、接触を拒まれて逆恨みしたのが原因だったのです。彼は洗剤以外にも漂白剤や自身の体液を水筒に混入させ、飲み口を舐め回してたばこの臭いを付けるなどの行為を繰り返していました」

 異変を感じた女性が、自らの机周辺を撮影したことで悪事は露見したのだが、

「加害者であるはずの課長補佐を庁内の人事担当者らが庇い立てたこともあり、部下の女性は“職場を無断で撮影した”などと指摘され、かえって立場が悪くなってしまいました」

 この課長補佐は処分もそこそこに葉山御用邸へと異動になり、上皇ご夫妻がお引っ越し準備で滞在された4月には、身の回りのお世話にあたっていたという。

「宮内庁では、昨年末に宮殿の廊下で水漏れ点検をしていた職員が脚立から転落、胸部を骨折して数日後に亡くなる事故も起きています。本来は複数で行うべきところ、当日は一人で作業していたという。こうした“不祥事”は、職員の士気にも関わります」(先の皇室ジャーナリスト)

週刊新潮 2022年8月11・18日号掲載

特集「三たび不合格でも小室圭さん・眞子さん『就活』『妊活』」より

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