夏の甲子園でスポーツ紙が前代未聞の見出し 雨に泣かされた悲運のチーム列伝
8点リードも降雨ノーゲーム
今年の「夏の甲子園」では、降雨ノーゲームの場合に「継続試合」として中断時から、試合が再開されることになった。しかし、過去にはリードしていた試合をノーゲームでリセットされ、再試合で敗れた“悲運のチーム”もあった。物議を醸した試合は、どんな試合だったのか、改めて振り返ってみよう。【久保田龍雄/ライター】
大量8点もリードしながら、無情の降雨ノーゲームで、甲子園初勝利が幻と消えたのが、2003年の駒大苫小牧である。
1回戦の倉敷工戦、駒大苫小牧は打者13人の猛攻で一挙7点を先制。...