綾野剛がドラマ撮影現場でなぜか亡くなった安倍元首相に黙祷 所属事務所に真相を聞いた

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 日曜劇場「オールドルーキー」(TBS)の撮影現場で目撃された、意外な光景がテレビ業界で話題になっている。安倍晋三元首相が凶弾に倒れた翌日、主演の綾野剛(40)が現場にいた俳優、スタッフとともに黙祷を捧げたというのだ。綾野の意外な素顔とは?

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 日本代表にも選ばれた元サッカー選手(綾野)の現役引退後の第二の人生を描く「オールドルーキー」。これまで綾野が多く演じてきた影のある役柄とは違い、サッカー一筋で世間知らずだけれども明るい主人公を演じている。妻役には榮倉奈々(34)、再就職先のスポーツマネジメント会社の社長には反町隆史(48)、綾野の教育係に芳根京子(25)、同僚には中川大志(24)や高橋克実(61)らがいる。

 7月9日、綾野が役者、スタッフに声をかけ、亡くなった安倍首相のために黙祷を捧げたというのだ。民放プロデューサーは言う。

「聞いたところでは、綾野が『僕にできることはこれくらいしかない』と、関係者を集め黙祷をしたというのです。彼が政治に熱心とは聞いたことがありませんし、安倍元首相と付き合いがあったとも思えません。そのため、意外な行動が話題になっているのです」

 過去の報道を見ると、安倍元首相と綾野が同じ記事に登場したことが一度だけあった。以下の記事である。

黙祷、捧げませんか?

《おしゃれに活躍した人に贈られるベストドレッサー賞(日本メンズファッション協会主催)が27日発表され、東京都内で授賞式があった。選ばれたのは安倍晋三首相、フリーアナウンサー滝川クリステルさんら9人。首相の代理で出席した妻の昭恵さんは「たまにダメ出ししています」。選ばれたのはほかに、美術家の草間彌生さん、作家の百田尚樹さん、いずれも俳優の夏木マリさん、堀北真希さん、綾野剛さん、レーシングドライバーの佐藤琢磨さん、アメリカンホーム保険社長の橋谷有造さん。》(朝日新聞:2013年11月28日付)

 安倍元首相がベストドレッサー賞を受賞していたとは少々意外だが、記事にもあるように、この日は欠席だった。代わりに昭恵夫人が出席している。それとも昭恵夫人を通じて、付き合いがあったのだろうか。所属事務所に聞いてみた。

「綾野に確認したところ、あの日の朝、撮影現場は前日に亡くなった安倍さんのことで持ちきりだったそうです。一国の宰相がテロで亡くなってしまったわけですから、その衝撃は大きく、なかなか撮影に入れない雰囲気でした。そこで綾野が『黙祷、捧げませんか?』と提案すると、先輩の俳優さんたちも『いいじゃないか』と賛同してくれたので、撮影スタッフさんたちとともに、20~30秒の黙祷を捧げたんだそうです。それで気持ちを切り替えて、『気合い入れていこう!』と撮影に臨んだと」

 安倍元首相と個人的な付き合いがあったのだろうか。

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