「酸素ボンベを使うことも」 “ハードすぎる幽霊役”を演じる若村麻由美が語る「頭痛肩こり樋口一葉」の見どころ
劇作家・井上ひさしの作品のみを手がける劇団「こまつ座」の旗揚げからおよそ40年。記念すべき第1回公演作品の「頭痛肩こり樋口一葉」が、8月5日から東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターで再演される。
樋口一葉をはじめ、6人すべての登場人物が女性という異色の舞台。
その一人で幽霊の花螢(はなぼたる)を演じるのは、女優の若村麻由美(55)だ。
「今回が最後かも……。といっても、役者を引退するわけではありません」
と、ご本人は笑顔で語る。再演を重ね思い入れのある役というが、
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