“じゃないほう芸人”だった相席スタート「山添寛」の人気が上昇中 「ラヴィット!」での珍回答がウケた理由

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「数人がどハマり」

「トークが図抜けているとか、大喜利をやらせれば抜群とか、芸人としての“得意技”を持っていません。少人数の芸人でトークするとなかなか面白いのですが、人気芸人がひしめくような場所では存在感が発揮できませんでした。クズ芸人として注目を集めても、 “腹黒芸人”とか“陰キャ芸人”といった分かりやすいセールスポイントもなく、伸び悩んでいたのです」(同・スタッフ)

 全員が「面白い」とは思わないが、「数人がどハマりする」芸人──これが山添の特徴なのだという。

「そして山添さんは、『ラヴィット!』で不思議にハマりました。視聴率こそ良くはありませんが、お笑いファンや芸能関係者が注目する番組として知られています。見取り図やニューヨークなどネクストブレイク芸人の力試しの場としても機能しており、その中に山添さんも入ったのです」(同・スタッフ)

 昨年、視聴者プレゼントのキーワードを、山添が決めることになった。その際、「気づいた時に免許更新」と発表したのがきっかけだったという。

SNSでトレンド入り

「この時はスベりました。ところが、次に視聴者プレゼントのキーワードを決める役が回ってくると、『ラヴィット涙の最終回』としたのです。MCの川島明さん(43)が『誤解されるでしょ』、『最終回はあなただけ』と厳しくツッコみました。この掟破りのキーワードに視聴者が喜び、ネットで拡散したのです」(同・スタッフ)

 山添は「番組スタッフから叱られた」と言いながら、その後も“問題キーワード”を連発した。

「MC激怒で途中退出」、「ラヴィット深夜へお引っ越し」、「ラヴィット実は収録だった」という具合だ。

「山添さんのキーワードがネット記事で紹介され、SNSでもトレンド入りするほどの話題になりました。番組の中では完全な“問題児”扱いなのですが(笑)、だからこそ人気が出るという不思議な展開になっています。クセが強い山添さんの発言が、なぜか『ラヴィット!』という番組では上手くハマったわけです」(同・スタッフ)

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