安倍元首相死亡で高市政調会長は心身衰弱状態 そして大きな影響を受ける女性議員がもう一人

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“密約”は消滅!?

 デイリー新潮は今年3月10日、「片山さつき議員の安倍派入りに暗雲 安倍元首相との密約に派閥議員が猛反発のウラ」の記事を配信した。

 更に7月4日には、「『世耕弘成』参院幹事長が“ポスト安倍”に参戦か 片山さつき『清風会』入りで見えた戦略」の記事も配信した。

「2月21日、二階派が突然、片山さんに“退会勧告”を出しました。片山さんも『安倍派に移る』ことを言明しましたが、今に至るまで実現していません。高市さんが総裁選に出馬した際、安倍元首相は片山さんに支援を依頼し、見返りとして安倍派に移るということで合意したようです。しかし、安倍元首相の急死で、この“密約”が本当に履行されるかは不透明な状況です」(同・記者)

 原因の一つとして、安倍派内で片山氏の入会を拒否する声が根強いことも挙げられる。

「一方、6月14日に世耕弘成・自民党参院幹事長(59)が、片山さんの『清風会』への入会を認めました。安倍派に所属している参議院議員のグループが『清風会』ですが、要は親睦会のようなものです。これで安倍派に入れるかどうかは、全く分からない状況です。派閥のベテラン議員の間に反対論は依然として根強く、安倍元首相が亡き今、片山さんの安倍派入りはかなり厳しくなってきました」(同・記者)

デイリー新潮編集部

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