川端康成がガス自殺したマンション 購入女性が語る住み心地とは?
一歩入ると、そこは南欧のホテルのように白で統一された室内である。バルコニーの下にはヨットが並び、海の向こうに江の島と富士山が見える。文豪・川端康成が自死をとげたマンションが人手に渡ったのは3年前のこと。その住み心地を、現所有者の女性が教えてくれた。
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1972年4月16日の夜、古都・鎌倉にほど近いリゾートマンション・逗子マリーナの管理人室に「ガスの臭いがする」という通報が入った。警備員がお手伝いさんとともに川端の部屋に入ると、ガス管をくわえた本人の遺体が布団の中に横たわっていた。...