炎上の白井一行球審はキレやすいことで有名だった……野村克也監督は「お前らの誤審で、俺がクビになる!」と激高

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退場宣告数はトップ!?

 調査方法は、スポーツ紙や全国紙の記事データベースを使い、審判への暴言や選手間の暴力など、“問題行動”で退場が宣告された事例(危険球は除外)を集計した。

 特にコミッショナーが制裁金などの処分を下した記事を参考にし、2軍は割愛、1軍の選手や監督、コーチの退場を対象とした。

 期間は2012年から2021年の10年間。更に今季における最新の状況も加えた。

「データベースによると、2012年シーズン最初の退場処分は、4月4日の西武対ロッテ戦でした。西武の作戦コーチだった光山英和氏(56)が、球審を務めた杉永政信氏(60)から『光山氏には抗議権がない』という理由で退場を命じられました」(同・記者)

 4月26日現在、今シーズンの最新の事例は、3月29日に行われた中日対DeNA戦だ。DeNAの大和内野手(34)が球審の敷田直人氏(50)に退場を宣告された。

 大和選手が見逃し三振に終わった際、バッドで地面に線を引いた。この行為が、球審に対する「侮辱行為」と判断されたのだ。

「2012年から現在まで、審判は合計65回、退場を宣告しました。そのうち白井氏が宣告した回数は6回で、これはトップタイです。同じく6回だったのは、原信一朗氏(42)でした。あとは3回が4人という結果でした」(同・記者)

退場を決めた理由の違い

 3位が3回なら、1位の6回は突出しているとも言える。ただ、白井氏と原氏が退場を命じた理由を精査すると、原氏には考慮すべき事情があるように思える。

「原さんは2019年8月13日、西武対オリックス戦で球審を務めました。西武は死球を3回も出し、オリックスの一塁コーチを務めていた佐竹学さん(47)がマウンドに駆け寄り、西武の森脇亮介投手(29)の胸を突いたのです。これで両チームの選手が乱闘を繰り広げました」(同・記者)

 この試合で3人の退場者が出た。つまり原氏は、1試合で複数のコーチや選手に退場処分を下したのだ。乱闘が起き、警告試合となったことを踏まえれば、原氏の判断は当然だろう。

「一方、白井さんが退場を下した6試合のうち、侮辱行為や暴言を吐いたという理由が5試合と、圧倒的多数を占めています。白井さんに同情できるのは、2013年4月16日のDeNA対中日戦で、DeNAの中畑清監督(68)が本塁のクロスプレーを巡る判定で激高し、白井さんに体当たりを食らわせたケースぐらいではないでしょうか」(同・記者)

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