斎藤工が”妊娠する”Netflixドラマがアメリカで「解約運動」の”餌食”に トランプJr.まで批判ツイートしたワケ

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5万件のいいね

 著名人では、22日に、トランプ前大統領の息子で実業家のドナルド・トランプJr.が、

〈Netflixは「なぜ登録者数がどんどん減っているのか理由がわからない」と言いながら、またこんなドラマを…〉

 と、画像付きでコメント。日本時間の24日午前0時時点で約8500件リツイートされ、約5万件の「いいね」がついた。

 そもそも、この#CancelNetflix運動は、2年前にフランス映画「キューティーズ!」が配信された時に盛り上がったものだという。

「同作はダンスに魅了された少女たちを描いた作品ですが、『肌の露出が多い』『少女たちを性的に描いている』などと批判が殺到しました」(前出・ライター)

 では、今回の「ヒヤマ」ではどのような点が問題視されたのか。

「Wokeという単語が批判ツイートによく出てきます。Wokeとは、保守層の間で『反差別に目覚めた意識高い系の左翼たち』という意味でよく使われる言葉です。男女が入れ替わる設定がトランスジェンダーを取り上げた左寄りの作品として受け止められ、トランプ支持者たちからスケープゴートにされてしまったわけです」(同)

シュワちゃんの映画も批判しろ!

 一方で、「予告編を5秒も見ずに批判するな」などと擁護する声も少なくないという。

「94年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガーが妊娠した男性を演じたコメディ映画『ジュニア』を引き合いに出し、『このドラマを批判するなら、「ジュニア」も批判しろ』という声も。批判の根底には、有色人種への差別もあると思われます」(同)

 加入者減のニュースも影響して、トランプ主義者たちの格好の餌食になってしまったのだ。プラットフォームの衰退と作品自体の評価はまったく関係ない。まずは、観てから批判すべきだろう。

デイリー新潮編集部

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