白血病公表の元ソフトバンク・攝津に別荘地トラブル訴訟 地元住民と“全面戦争”に

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車両の乗り入れ禁止

 しかし、それまでの過程で事態はさらにこじれることになる。組合側は要求に応じない攝津氏サイドに対し、訪問目的の知人や業者、仕事先の車両の乗り入れを禁止し、さらにライフラインである水道を停止すると通知を行った。

 これにより、攝津家は知人らの往来が7カ月以上にわたり遮断される事態になったという。水道は停止されなかったものの、反発した攝津氏サイドは地裁に仮処分を申し立て、組合が訴訟を提起した後、計550万円の損害賠償を求めるために反訴したのである。

 いわば、ご近所との「全面戦争」となってしまったのだ。で、その判決は、

「組合側の主張が認められ、塀の撤去を命じるものでした。ただ、攝津さんサイドは組合に40万円を、組合は攝津さんに44万円を払えと命じられ、損害賠償は両成敗に」(先のジャーナリスト)

 攝津氏サイドに一連の経緯について尋ねるも回答はなく、組合の代表理事も、

「まだ判決が下ったばかりですし、詳しいことは申し上げられないのです」

週刊新潮 2022年4月14日号掲載

ワイド特集「春の大嵐」より

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