加藤綾子、「ホンマでっか」卒業で後任は井上清華アナ “パン戦略”終焉でフジの思惑

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 カトパンこと加藤綾子アナ(36)が「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)を卒業。後任には井上清華アナ(26)が起用されるという。業界関係者はこの人事を、フジの女子アナ強化戦略とみているようだ。

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 08年にフジに入社したカトパンは、翌年の番組スタート以来、明石家さんま(66)の隣で番組を進行してきた。仕切りの上手さと愛嬌の良さでさんまのお気に入りとなり、16年、フジを退社後も継続してきたが、とうとう離れることに。民放プロデューサーは言う。

「彼女には平日夕方のニュース番組『Live News イット!』(フジ)がありますからね。当初は低視聴率と言われていたものの、実は今、ジワジワと数字を上げているんです。同時間帯の世帯視聴率は、『news every.』(日本テレビ)、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)、『Nスタ』(TBS)、『イット!』の順で相変わらず最後尾ですが、テレ朝とTBSに追いつきつつあります。それにコア視聴率で見ると、『every』に次ぐのが『イット!』なんです。スポンサーウケもよいそうですから、フジとしては『イット!』に専念してもらいたいということでしょう」

 さんまは不満なのでは?

「長年一緒にやってきて、交際の噂もあった2人ですから、さみしさはあるかもしれませんね。でも、カトパンも今や人妻ですしね。フジとしては井上アナを鍛えてもらいたいと考えていると思います」

パン系アナの不作

 井上アナは昨年春から「めざましテレビ」の8代目女性メインキャスターに就任し、評判も上々だ。

「視聴率も稼いでいますし、進行が上手いと評価されています。しかしながら、まだまだ経験不足。さんまさんにバラエティで鍛えてもらい、日テレで言えば水卜麻美アナ(34)のような、フジのエースアナに育ってほしいのでしょう」

 かつて女子アナのタレント化で知られたフジだが、最近は局の顔となるようなアナウンサーがいないような……。

「フジはチノパンこと千野志麻アナ(44)以来、入社して間もない新人女子アナに冠番組『○○パン』という深夜番組を持たせて育ててきました。番組を担当するのは年に1人ですから、この番組を任せられれば女子アナの出世コースに乗ったも同然でした。次に『めざましテレビ』というのがお決まりでしたからね」

 2代目がアヤパンこと高島彩アナ(43)、3代目がショーパンこと生野陽子アナ(37)、4代目がカトパンである。いずれも「めざまし」のMCを担当した。

「『○○パン』は、ミオパン(松村未央[35])、ヤマサキパン(山崎夕貴[34])、ミタパン(三田友梨佳[34])……と続きましたが、カトパン以降はそれほど目立った活躍はしていません。番組もクジパンこと久慈暁子アナ(27)を最後に終了してしまいました。フジとしては久慈アナを第2のカトパンにと考えていたようですが、彼女は今年4月いっぱいで退社します」

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