「妻、小学生になる」最終回 視聴者の胸に刺さるドラマになった理由

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

 1月期ドラマで最も反響の大きかった作品はTBS「妻、小学生になる。」(金曜午後10時)ではないか。その最終話が25日放送される。どうして観る側の胸に刺さったのか(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 10年前に交通事故死した新島貴恵(石田ゆり子)の魂が、10歳の小学4年生・白石万理華(毎田暖乃)に憑依したところから、物語は始まった。その後の貴恵は夫の圭介(堤真一)と娘の麻衣(蒔田彩珠)を叱咤激励し続けた。

 貴恵は死んだ時点で成仏できず、魂がこの世に残り、万理華に憑依する前から家族の幸せをずっと願っていた。...

つづきを読む