宮内庁が懸念する「悠仁さまの東大進学プラン」以上の大きな問題とは?

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批判が出てくるのも致し方ない

 3月17日にお茶の水附属中を卒業され、4月から筑波大附属高(筑附高)に進学される秋篠宮家の長男・悠仁さま(15)。悠仁さまの成績についてはかねて様々に取り沙汰され、気の早い話ではあるが、すでに大学進学にまつわる懸念を宮内庁内で口にする者もいるという。しかし、それ以上に本質的な問題も浮上しているという。どういったものなのか。

 お茶の水女子大と筑波大は2016年9月に協定を結び、それぞれの附属小・中学校の生徒が一般入試とは別に進学できる制度を設けた。これが提携校制度と呼ばれるものだ。

 この制度を利用するにあたっては、「学業に秀でていること」と「第1志望であること」が条件となっている。

「提携校制度は悠仁さまが小学5年生の時に導入され、5年間の時限措置とされたことから、ちょうど高校入学までの時期をカバーしており、悠仁さまのための制度ではないかと物議を醸し続けてきました。制度の中身が不透明なだけに、“そのような批判が出てくるのも致し方ないのでは”という声が宮内庁内からも多いですね」

 と、宮内庁担当記者。

一大プロジェクト

 この記者が続ける。

「この制度を利用した生徒はこれまで若干数いたようなので、悠仁さまのためのものだという指摘は当たらないのかもしれません。ただ、二つの条件を満たしているかどうかについてはなかなか判然としません。

 もっとも、たとえそうであっても、そうでなかったとしても、将来の天皇陛下である悠仁さまの進学というのは国家の一大プロジェクトであることに違いありません。だから学校側と宮内庁、そして秋篠宮家が連携したうえで、“そのように特別扱いをしています。当然のことです”くらい、堂々と言える状況になっているのが望ましかったたのかもしれませんが……」(同)

 要するに、そのように言える状況にはなかったというわけだが、そこには一連の「小室問題」が影を落としていたという。

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