佐渡島が世界遺産候補も「佐渡汽船」が上場廃止 再建はどうなる?
佐渡島の金銀山が「世界文化遺産」に推薦されたニュースに地元民は沸いたことだろう。そんな慶事の直後の発表だけに間が悪かった。
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佐渡島と新潟市などを往復する「佐渡汽船」が大規模増資を発表したのは2月7日。この日、「みちのりホールディングス」が経営難の佐渡汽船に15億円を出資し、再建を担うことになったのだ。これに伴って5月6日に同社は東証ジャスダックの上場を廃止。200円前後で取引されている株は売買できなくなり1株あたり30円が一般株主に支払われる。
「ついに行き詰まったということです」
そう説明するのは証券会社の幹部だ。
「今回の再建策は新スポンサーが株式の3分の2以上を握り、少数株主に株を手放してもらうことが条件でした。スクイーズアウトといって、一般的には株価よりも高い金額を払うのですが、佐渡汽船は23億円近い債務超過企業で企業価値はゼロ円以下。しかし、事業の公共性が高くて倒産させるわけにもいかず、一般株主にはわずかな現金で涙を呑んでもらうことになったわけです」
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