「悠仁さま」筑附合格の門出のタイミングで 「紀子さま」が絶句し叱責されたという「作文酷似」問題の余波

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提携校進学制度で

 秋篠宮家の長男・悠仁さま(15)が筑波大附属高校(筑附)に合格し、進学することが発表された。2月13日に行われた一般試験を受験されていたが、進学は後述する「提携校進学制度」によるものだという。悠仁さまをめぐっては、2021年春に文学賞に応募された作文の中に、他の著作物と酷似している箇所があることがわかった問題が浮上。宮内庁は、悠仁さまが参考文献の記載が十分でなかったとの考えであることを認めているが、母の紀子さまはこの事態に驚かれ、悠仁さまをお叱りになられたという。

 最初に「提携校進学制度」についておさらいしておこう。
お茶の水女子大は中学まで共学で高校から女子校となるので、外部に進学せざるを得ない。本命視されてきたのが筑附高である。

 将来の天皇陛下となる悠仁さまが、多士済々が輩出してきた全国屈指の進学校に通われること自体、何ら問題はないはずだ。世間の耳目を集めているのは、お茶の水女子大が筑波大との間で結んだ「提携校進学制度」を使って進学するのではないかという点だった。

「小室問題」から続いて

 この制度は2017年に締結されたもので、面接や書類審査などを経て両大学の附属中学・高校への転入が可能となり、学力テストは必要ないとされてきた。5年間の時限措置というのがポイントで、悠仁さまの中学から高校進学までの時期をカバーしていることから、秋篠宮家が動いて悠仁さまのために作られた制度と言われてきたのだった。

 一連の「小室問題」では「皇室特権」に焦点が当てられ、皇室の品位・品格にも少なからず影響があった。

「今回の悠仁さまの進学についても同様に『皇室特権』とか『特別ルート』などと指摘する声が一定数上がったのは事実。宮内庁もそうした声を耳にする機会が増え、無視できなくなってきています。小室さんの問題に関連して国民から違和感や不信感のようなものが秋篠宮家に向かったわけですが、それがくすぶり続けているように感じます」

 と、宮内庁担当記者。国民の間には様々な意見や考え方があり、万人が納得するのは相当難しいことは言うまでもないだろう。

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