ロックダウン下の「西安市」で食料不足を訴える住民たち…中国発の食糧価格高騰に要注意

国際 中国

  • ブックマーク

 国際情勢のリスク分析を行う米コンサルタント会社「ユーラシア・グループ」は1月3日、今年の世界の「10大リスク」についての年次報告書を発表した。1位に新型コロナウイルス感染を徹底的に封じ込める中国の「ゼロコロナ」政策の失敗を挙げた。中国のゼロコロナ政策はパンデミックが始まった時点では非常に成功したかのように見えたが、感染力の強い変異型(オミクロン型)の出現で今後困難に直面するとの想定だ。中国がオミクロン型の流行を抑制できなければ、再び厳しい封鎖措置(ロックダウン)を採らざるを得なくなり、その結果世界のサプライチェーン(供給網)が再び大混乱に陥るため、各地で政情不安が発生する恐れがあると警告を発した。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。