28年ロス五輪の競技にスケボー、サーフィンが選出 伝統的な3競技が弾かれる可能性

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 今月11日に茨城で行われたスケートボードの日本選手権。

 大会の様子はニュースなどで盛んに報じられた。

「ひとえに五輪で行われる競技だからでしょう」

 と大手紙デスクが語る。東京五輪で5個のメダルを獲得するなど日本が強い競技でもある。強いといえば、2024年パリ五輪での実施が決まっている「ブレイキン(ブレイクダンス)」も然り。4日に同地で行われた世界選手権女子決勝は日本人同士が対決し、金銀を分け合った。男子も、ユース五輪メダリストが輩出しており、五輪本番が楽しみだ。

 一方、日本が強くても、パリ五輪で不採用となった「空手」は悲惨である。

「先月末に世界選手権がドバイで、今月11~12日に日本選手権が東京で行われましたが、取材記者は激減。有力選手をマネジメントしていた電通も来年から手を引くそうです」

 たかが五輪、されど五輪。スポーツ競技にとって五輪に採用されるか否かは死活問題なのだ。決めるのはもちろんIOC。その理事会が9日に開かれ、28年ロサンゼルス五輪の実施競技が発表された。件の「スケボー」に加えて「スポーツクライミング」「サーフィン」が新たに選ばれている。

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