たけし「Nキャス」降板で安住アナはTBS「8階」に不信感 「局長待遇」の肩書きが泣く

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独立の可能性も

「たけしさんと安住アナは年齢こそ離れていますが、同じ明治大学出身ということもあり仲がいいんです。08年に番組が始まって14年目に入っていますが、2人ともお互いがいるから続けてこられたと言っていいでしょう。たけしさんにとって『Nキャス』は唯一のレギュラー生番組で、2本撮りがきく収録番組とは違い負担が大きかったことは間違いありません。安住アナにとっても、早朝の帯番組『THE TIME,』の担当が決まっても『Nキャス』とラジオだけは譲らなかった。そのため、『THE TIME,』の金曜は香川照之さんが担当することになったわけです」

 番組開始以降、「THE TIME,」の視聴率が上がらない一因は、安住アナが月~金でMCを務めていないからだという指摘もある。

「同時間帯の裏番組のMCは、いずれも月~金で出演しています。視聴者には金曜日は特別という感覚はありませんし、むしろ1週間の最後の平日こそ、いつも通りであって欲しいものです。金曜日に安住アナがいないことが、視聴習慣が根付くのを妨げていると思います。これはテレ朝の『報道ステーション』にも言えることだと思います」

 それでも安住アナは「Nキャス」を残した。

「彼がたけしさんを慕っていることもありますし、彼が下手に出ながらも大物のたけしさんに臆せずツッコむ姿勢を、たけしさんが認めていたからですよ。安住アナにとっては『Nキャス』にたけしさん以外の代役など考えられないでしょう」

 それにともない、安住アナの今後が注目されているという。

「彼は48歳です。局長待遇ですから、55歳の役職定年まであと7年。これまではサラリーマンとして、本気で役員を狙っていたかもしれません。だからこそ、これまで拒んできた朝帯の『THE TIME,』を引き受けた。鳴り物入りでスタートしたわけですが、結局、改編前の『あさチャン!』と変わらぬ視聴率で、改編は今のところ全くうまくいっていない。その番組で、たけし降板で編成や上層部への不満を思い切り吐き出したわけです。フリーになるにはギリギリの年齢です。“8階での話し合い”の内容はまだ明かされていませんが、これを機に本気で独立を考えてもおかしくないと思います」

デイリー新潮編集部

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