コロナを好機として「ハコ」から脱却する――隈 研吾(建築家)【佐藤優の頂上対決】

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 近代は、人間をオフィスや学校、個人住宅といった「ハコ」の中に閉じ込めた。それはある時期まで効率的だったが、いまやデジタル技術によって、人々は同時に同じ場所にいる必要はなくなった。こうした時代に求められるのは、どんな建築か。新国立競技場の建築家が提唱するのは「小さな建築」である。

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